広告・グロース / Growth Log#022

AIで200記事を量産し、薄い大半を捨てて、月60件の問い合わせに辿り着いた

JGFSのオウンドメディアを、AIで設計から運用まで回した。1ヶ月で約200記事を量産したが大半は薄くて離脱。効いた『エリア×特徴』に絞り込み、月60件の初回体験問い合わせを作るまでの、失敗込みの記録。

J
筑波 次郎
Founder & CEO, arange
2026.6.25 読了 8分
#AIO#SEO#オウンドメディア#JGFS#Failure
$ JGFS owned media — 1 month
! 200本量産 → 大半が薄くて離脱
効いた型: エリア × 特徴
✓ 月60件の問い合わせ
#022
TL;DR — この記事の要点
  • JGFSのオウンドメディアを、AIで設計〜運用まで回した
  • 1ヶ月で約200記事を量産したが、大半は薄く離脱率が跳ね上がった(最初の失敗)
  • 効いた型『エリア×ジムの特徴』に絞り込み、月60件の初回体験問い合わせを獲得
  • AIの使い方の核心は“まずAIに案→人は壁打ちと判断→決定をAIが実行”

正直なところから書きます。JGFSのオウンドメディアを、AIで設計から運用まで回しました。1ヶ月で約200記事を量産しましたが、大半は薄くて離脱を生んだ。そこから効く型に絞り込んで、月60件の初回体験問い合わせに辿り着いた。失敗込みで残します。

何をやったか(数字で)

JGFS OWNED MEDIA
CV : 初回体験などの問い合わせ
到達 : 約1ヶ月で立ち上げ
流入 : AI検索 + 通常検索
記事 : 約200本量産(大半は薄い
効いた型 : エリア × ジムの特徴
成果 : 月60件の問い合わせ

設計・構築・執筆・運用の全工程をAIで回し、立ち上げ自体は速かった。問題はそのあとでした。

失敗:量産した200本の大半が「薄かった」

最初に勢いで約200本を量産しました。結果、大半が内容が薄すぎて、離脱率が跳ね上がった。本数は増えたのに、問い合わせに結びつかない。

具体的にこけた点:

  • 記事の質:薄い記事が多く、読まれずに離脱
  • UI/UX:全記事に一貫した体験を当てきれなかった
  • デザイン:中途半端な仕上がりの箇所が残った
  • CV:本数は確保したが、問い合わせに繋がらない記事が多発

量を出せば当たる、ではありませんでした。薄い記事はむしろ媒体の評価を下げる。これが最初の学びです。

効いた型:「エリア × ジムの特徴」

問い合わせを引っ張ったのは、地域名と具体的な特徴を掛け合わせた記事でした。なぜ効くか。

  • ローカル(エリア)×具体(特徴)は、通常検索でもAI検索でも拾われやすい
  • 「◯◯エリアで△△なジム」を探す読者は、来店の意図に近い=初回体験に直結
  • 抽象的な「ジムの選び方」より、具体の交差点のほうが競合も薄い

薄い量産から、この型へ絞り込んだ。結果、月60件の問い合わせが立ちました。量より、効く型の発見と集中です。

AIの使い方の核心:判断は人、実行はAI

ここが一番伝えたい部分です。全工程で同じ型を使いました。

HOW WE USED AI
1. まずAIに案を出させる(設計/構成/記事/改善)
2. 人は「それは正しいか」を壁打ち → 意思決定に専念
3. 決まった内容を、再びAIが実行に移す

人が手を動かして書くのではなく、人は判断に専念し、案出しと実行をAIが担う。この分担だと、少人数でも200本のスピードが出る。ただし——判断を雑にすると、薄い記事を高速に量産することになる(前述の失敗)。速さは諸刃でした。

まとめ:量産は入口、勝ち型が成果

  • AIで設計〜運用を回せば、1ヶ月で200本のスピードは出る
  • だが薄い量産は離脱を生む。本数は成果ではない
  • 勝ち型は**「エリア×特徴」**=ローカル×具体(検索にもAI検索にも強い)→ 月60件の問い合わせ
  • AIは実行役、判断と壁打ちは。ここを雑にすると速く失敗する

量を出すことが目的になった瞬間に、媒体は薄くなります。勝ち型を見つけて、そこに集中する。AIはその回転を速める道具でした。

現場ログでは、こうした実験を毎日続けています。うまくいった話も、こけた話も、そのまま残します。

J
代表取締役 / Founder & CEO — arange Inc.
筑波 次郎Tsukuba Jiro / Jay

Kaizen Platform 動画事業責任者として上場まで牽引。PKSHA Technology 事業責任者などを歴任。現在はAI動画のパイオニアとして生成AI×動画の最前線で活動し、アレンジを率いる。机上ではなく、現場で動かした記録だけを書く。

FAQ

よくある質問

AIで記事を量産すれば問い合わせは増えますか?
量産だけでは増えません。私たちは1ヶ月で約200本作りましたが、大半は薄くて離脱を生みました。効く型に絞り込んでから、月60件の初回体験問い合わせに繋がりました。量より型です。
効いた記事の共通点は?
『エリア×ジムの特徴』のように、地域名と具体的な特徴を掛け合わせた記事です。ローカル×具体は通常検索でもAI検索でも拾われやすく、来店意図に近い読者が来るためCVに直結します。
AIはどの工程で、人はどこを担いましたか?
設計・構築・執筆・運用の全工程で、まずAIに案を出させます。人はその案が正しいかを壁打ちして意思決定に専念し、決まった内容を再びAIが実行する——という分担です。判断は人、作業はAIです。
量産で起きた失敗は?
薄い記事の量産で離脱率が上がり、全記事に一貫したUI/UXを当てきれず、デザインも中途半端な箇所が残りました。本数は確保できても、問い合わせに繋がらない記事が多発しました。
CONTACT — まずは壁打ちから

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